不動産売却のコツ

田舎の家が売れない理由とは?放置のデメリットや売却のコツをご紹介

こんにちは。千葉・北総エリアの不動産会社「イエステーション」前島です。

 

「親から相続した田舎の家を売りたいのだけど、なかなか売れないので困っている」という声をよく耳にします。

しかし、売れないからといって放置するわけにもいかないので、できるだけ速やかに売却したいものです。

 

そこで今回のコラムでは、田舎の家がなかなか売れない理由と売るためのコツを解説!

放置した場合のデメリットや、どうしても売れなくて困ったときの最終手段もあわせてお伝えします。

 

 

田舎の家が売れない理由とは?放置するとデメリットも

田舎の家がなかなか売れないのはなぜでしょうか?

 

過疎化が進む田舎も多く、これから新しく家を買おうという若い世代が少ないという側面もあり、むしろ空き家が増えているというのが現状です。

 

田舎の家が売れない大きな理由としては、田舎は中古住宅の需要が低いことがあげられます。

田舎では、親から家を受け継いだり、二世帯で同居していたりと、すでに持ち家に住んでいる人が多く、中古住宅を購入しようという人自体が少ないです。

 

また、親が長く住んだ家に住んでいるケースも多いため、田舎の家は古い家が多いというのも、家が売れない理由のひとつです。

 

中古住宅を買うにしても、できるだけ新しくてきれいな家を買いたいと思うのが心情。

購入後のリノベーションや修繕、維持に費用がかかるのも、敬遠される要素になるでしょう。

 

さらに、1981年6月以前に建てられた家だと、現行の耐震基準を満たしていない可能性もあり、安全面が確認できない状態では売却することが難しくなります。

 

そのほか、こちらのコラムでは空き家がなかなか売れない理由を解説していますので、ぜひご覧ください。

空き家が売れない理由とは?売るための対策・方法を解説

 

 

田舎の家を放置するのはデメリットが大きい

田舎の家がなかなか売れないからといって、放置するのはおすすめできません。

 

不動産は、所有しているだけで維持管理にコストがかかります。

固定資産税はもちろん、清掃や修繕にも費用がかかりますし、田舎が遠方にあるなら足を運ぶだけでも大きな手間がかかります。

 

また、空き家を放置していると、不審者の住み付きやゴミの不法投棄、放火の心配なども。

荒れ果てて行政から「特定空き家」に指定されてしまうと、土地の固定資産税が上がってしまう可能性もあります。

 

空き家の場合の維持費に関しては、こちらのコラムもご覧ください。

空き家の維持費はどのくらい?内訳や目安、注意点など詳しく解説!

 

 

売れない田舎の家を売却するコツ

田舎の家がなかなか売れないときには、こんな工夫も考えてみましょう。

 

リノベーションして売る

築年数は変えられませんが、修繕やリノベーションをして見た目を整えることはできます。

流行の間取りや内装を取り入れ、最新の住宅設備を入れることで、印象を大きく変えられます。

 

建物を解体して更地にして売る

中古住宅はいらなくても、新築住宅を建てる土地を探しているという人はいます。

更地にすることで、土地を探している人のニーズに合致し、売却しやすくなる可能性があります。

 

ただし、建物がなくなると土地の固定資産税が上がることを知っておきましょう。

 

 

リノベーションも建物の解体も費用がかかります。

その分価格が高くなるくらいなら、そのままで価格を抑えて売却した方が売りやすい場合もありますので、自己判断せず、まずは不動産会社へ相談しましょう。

 

リノベーションに関しては、「古い住宅を購入して自分好みにリノベーションしたい!」という需要もありますので、かえって行わないほうが良い場合もあります。

 

また、不動産会社によって、取り扱う物件やエリアに得意不得意があるため、なかなか売れないときは、売却を依頼する不動産会社を変えるのもひとつの方法ですよ。

 

 

田舎の家が売れないときはこんな手段も検討を

それでもどうしても買い手がつかないときには、こんな方法も検討してください。

 

不動産会社に買い取ってもらう

不動産会社に直接買い取ってもらう「不動産買取」という方法があります。

不動産買取では売却価格が相場より安くなりますが、購入希望者を探さなくてもよいので、売却がスムーズに進むというメリットがあります。

 

不動産売却時の「買取」と「仲介」の違いについては、下記のコラムでも詳しくご紹介しておりますので、あわせてチェックしてみてくださいね!

不動産を売却するとき「買取」と「仲介」はどちらがいい?

 

自治体や企業に寄付をする

田舎の家に維持費がかかるくらいなら、利益が出なくてもいいから手放したいという方もいるでしょう。

必ず寄付できるとは限りませんが、自治体や企業にメリットがある場合は、寄付を受け付けてくれる可能性があります。

 

地元の人に相談する

地元の人に、家や土地を探している人がいないか聞いてみましょう。

住宅として不要でも、お店や事務所として使いたい、駐車場として使える土地を探しているといった場合があります。

 

 

田舎の家が売れない理由や売る方法を知って適切な処分を

田舎の家がなかなか売れないのは、持ち家の人が多く中古住宅の需要が低いことや、古い家が多いことなどが理由のひとつ。

 

しかし、不動産は所有しているだけで管理維持に費用や手間がかかりますし、放置するわけにもいきません。

 

すこしでも売りやすくするには、リノベーションで見た目を整えたり、建物を壊して更地にしたりする方法があります。

 

ただし、自己判断で進めず、不動産会社に相談してニーズに合わせた対応をとるようにしましょう。

どうしても売れない場合は、不動産買取による売却や寄付といった方法も検討してみてくださいね。

 

千葉・北総エリアの不動産売却でお悩みの方は、お気軽にイエステーションへご相談ください!

田舎の家が売れない理由とは?放置のデメリットや売却のコツをご紹介

多古町店 前島 亮

売却は一生に何度もあるものではございません。
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地元になくてはならない不動産屋としてクオリティの高いサービスをご提供してまいります。

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