千葉県いすみ市の土地売却相場は?人気エリアや魅力も紹介
こんにちは。千葉エリアの不動産会社「イエステーション」前島です。
「いすみ市の土地は、今どのくらいで売れるのだろう?」
「どのようなエリアや土地が買い手に注目されやすいのかな?」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
今回は、千葉県いすみ市の土地売却相場を確認しながら、人気を集めやすいエリアや需要が見込まれる土地の特徴、購入希望者に伝えたい街の魅力や移住支援制度をご紹介します。
ぜひ、土地売却を検討する際の参考にしてください。
※2026年9月時点の情報です
千葉県いすみ市の土地売却相場は?エリアごとにもチェック
千葉県いすみ市で土地の売却を考える際は、実際に成立した土地取引の価格と、公示地価の双方を確認すると、市内の相場感をつかみやすくなります。
取引価格の目安
いすみ市で2025年(令和7年)に取引された土地のデータを集計すると、市全体の取引価格の目安は次の通りです。
- 土地売却価格の中央値:100万円
- 坪単価の中央値:1万1,500円/坪
- ㎡単価の中央値:3,450円/㎡
- 取引された土地面積の中央値:425㎡
参考:国土交通省「不動産情報ライブラリ」
※住宅地、宅地見込地を含む
中央値とは、数値を小さい順に並べた際に、ちょうど中央にくる値を指します。
取引価格は、駅からの距離や土地の広さ、形状などによって大きな差が生じることがあります。
中央値は平均値と比べて一部の高額な取引や低額な取引に左右されにくいため、市内全体の相場感を確認する際の一つの目安になります。
公示地価で見た地点ごとの価格差目安
公示地価とは、国が毎年公表している、1月1日時点における標準地1㎡当たりの土地価格です。
建物がない更地として評価されるため、地域ごとの土地価格を比較する際の目安として利用できます。
いすみ市全体の令和8年地価公示における全用途平均価格は1万7,300円/㎡で、坪単価に換算すると、約5.7万円/坪です。
参考:千葉県「市区町村別平均価格順位表《全用途平均》」
続いて、令和8年地価公示で公表されている、いすみ市内5地点の公示地価を確認しましょう。
| 標準地の所在地 | 用途 | 令和8年公示地価(/㎡) | 坪単価目安(/坪) |
| 大原字初芝9931番 | 住宅地 | 2万1,900円 | 約7.2万円 |
| 大原字川田8090番1外 | 住宅地 | 1万7,900円 | 約5.9万円 |
| 岬町長者字南下宿217番6 | 住宅地 | 1万6,800円 | 約5.6万円 |
| 岬町椎木字畑中2587番6 | 住宅地 | 9,900円 | 約3.3万円 |
| 岬町長者字南上宿65番1 | 商業地 | 1万9,800円 | 約6.5万円 |
参考:千葉県「令和8年地価公示価格一覧」
※坪単価は、公示地価(円/㎡)に3.305785を掛け、万円単位で小数第2位を四捨五入
※公示地価は標準地1地点ごとの価格であり、所在地周辺の土地価格を一律に示すものではありません
実際の土地の売却価格は、土地の広さや形状、接道状況、駅からの距離、周辺環境など、さまざまな条件によって変わります。
こちらは、市全体や各地点の価格感を把握するための参考値としてご活用ください。
標準地の位置を地図で確認したい場合は、国土交通省「標準地の所在を表示する図面(いすみ市)」もあわせて確認すると良いでしょう。
なお、土地を売却したあとには、譲渡所得税などの税金がかかる場合があります。
詳しくは、「土地の売却でかかる税金を解説!支払いスケジュールと節税方法も」で解説しています。
千葉県いすみ市の特徴と人気エリア、土地の需要について詳しく!
千葉県いすみ市は、県の南東部に位置し、太平洋と里山、田園風景が身近に広がる街です。
市内にはJR外房線といすみ鉄道が走り、市内にある大原駅から東京駅までは特急利用で約70分。
国道128号が南北、国道465号が東西に通っています。
市街地の利便性を重視した暮らしから、海辺や田園地帯で自然を楽しむ暮らしまで、エリアによって異なる住環境を選べる点も魅力といえるでしょう。
いすみ市で人気を集めやすいエリア
いすみ市では、交通や買い物のしやすさを求める人だけでなく、海や自然を身近に感じられる暮らしを希望する人にも注目されやすいエリアがあります。
①大原駅周辺
大原駅はJR外房線といすみ鉄道を利用でき、市内の移動や東京・千葉方面へのアクセスの拠点となる駅です。
駅周辺にはスーパーや飲食店、銀行、医療機関などがあり、日常生活に必要な施設を利用しやすい環境となっています。
交通と生活利便性のバランスを重視する人や、自然の多い地域で暮らしながら鉄道も利用したい人に検討されやすいエリアです。
②岬町(太東・長者町周辺)
岬町の太東・長者町周辺は、太平洋に近く、海を身近に感じられるのが魅力の立地。
太東海岸はサーフィンの名所としても知られており、海辺での暮らしを希望する人から関心を集めやすい地域です。
JR外房線の太東駅や長者町駅も利用できるため、自然環境に加えて、鉄道の利用しやすさも重視したい人の選択肢になります。
③国吉駅周辺・夷隅地域
いすみ鉄道の国吉駅周辺を含む夷隅地域は、海沿いとは異なる田園や里山の景観が広がっています。
田園や里山の景観を身近に感じられる、落ち着いた住環境を求める人や、土地の広さを確保したい人に向くエリアです。
いすみ市で需要が見込まれやすい土地
いすみ市では、駅への近さだけでなく、車で生活しやすいか、自然を暮らしにどのように取り入れられるかといった点も、土地選びの判断材料になりやすいでしょう。
①駅や幹線道路へ移動しやすい土地
大原駅などの鉄道駅や国道128号・465号へアクセスしやすい土地は、通勤や買い物など日常の移動を重視する購入希望者に訴求しやすくなります。
特に車を利用する世帯には、道路への出やすさや駐車スペースを確保できるかどうかも重要です。
②海辺の暮らしを楽しみやすい土地
太東海岸などへ行きやすい土地は、サーフィンや釣りといった趣味を楽しみたい人や、休日を海の近くで過ごしたい人の候補になりやすいでしょう。
ただし、海岸までの距離だけでなく、日常の買い物や駅へのアクセスとのバランスも需要を左右します。
③広さや田園・里山の環境を生かせる土地
内陸部では、庭や家庭菜園、平屋など、敷地の広さを生かした住まいを考える人から需要が見込まれます。
駅から離れていても、接道条件が良く、車で生活施設へ移動しやすい土地であれば、郊外ならではのゆとりを求める購入希望者に魅力を伝えやすいでしょう。
千葉県いすみ市の不動産を売るために知っておきたいアピールポイント
千葉県いすみ市の土地を売却する際は、土地の条件だけでなく、移住・定住を後押しする制度や子育て世帯への支援も伝えると、購入後の暮らしを具体的にイメージしてもらいやすくなります。
制度の内容や受付状況は年度によって変わるため、実際に利用する際は最新の要件を確認してもらいましょう。
①若年・子育て世帯は住宅取得の補助を受けられる場合がある
いすみ市では、市内に定住するため住宅を取得する若年世帯や子育て世帯を対象に、「ふるさと定住支援住宅取得費補助金」を設けています。
令和8年7月1日以降に契約した新築住宅では、市内事業者を利用すると、若年世帯は60万円、子育て世帯は80万円、市外事業者ではそれぞれ40万円、60万円が交付されます。
令和8年7月1日以降に売買契約をした中古住宅も、要件を満たせば上限60万円の補助対象です。
若年世帯は、契約日時点で申請者または配偶者が39歳以下の世帯、子育て世帯は18歳以下の子どもがいる世帯などの条件があります。
土地を購入して住宅を建てることを考えている若い夫婦やファミリー層には、こうした制度もあわせて伝えると、いすみ市での住まいづくりを検討しやすくなるでしょう。
参考:いすみ市「いすみ市ふるさと定住支援住宅取得費補助金」
②東京23区の在住者・通勤者などは移住支援金の対象になる可能性がある
東京23区に住んでいた方や、東京23区へ通勤していた方がいすみ市へ移住する場合、就職・起業・関係人口など一定の要件を満たせば「移住支援事業補助金」の対象となる可能性があります。
令和8年度の支援額は、単身世帯が60万円、2人以上の世帯が100万円です。
さらに、18歳未満の世帯員を帯同して移住する場合は、1人につき100万円が加算されます。
移住にともなう一時的な費用を軽減できるため、東京圏から地方への住み替えを考えている購入希望者には有益な情報です。
対象となる居住歴や就業状況など細かな条件があるほか、令和8年度は令和9年2月26日が申請期限となっており、予算がなくなり次第受付終了となります。
参考:
いすみ市「いすみ市移住支援金(移住支援事業補助金)」
③移住前に「お試し居住」で暮らしを体験できる
「実際に住んでみなければ生活のイメージがわからない」と感じる購入希望者も少なくありません。
いすみ市では、移住を検討している市外在住者を対象に、市内で最長1週間生活できる「お試し居住」を実施しています。
滞在中は、住宅だけでなく、病院や学校、交通機関、スーパーへのアクセスなどを自分の目で確かめられます。
土地の購入をすぐに決めるのではなく、地域での暮らしを体験してから判断できる仕組みがあることは、市外からの購入希望者にとって安心材料になりそうです。
参考:
いすみ市「令和8年度いすみ市お試し居住利用希望者を募集します!」
④子育て世帯の経済的な負担を抑える制度もある
いすみ市では、市内に住所がある子どもについて、出生から高校3年生まで、健康保険が適用される通院・入院・調剤の医療費を全額助成しています。
また、新婚世帯では、所得や年齢など一定の条件を満たすと、住宅の賃貸費用や引越し費用を対象とする「結婚新生活支援事業」を利用できる場合があります。
これから結婚や子育てを考える世帯には、住み始めてからの生活を支える制度があることを伝えると、いすみ市で生活するメリットをより具体的に感じてもらいやすいでしょう。
参考:
いすみ市「子ども医療費助成制度」
いすみ市「いすみ市結婚新生活支援事業」
いすみ市で暮らすメリットや利用できる支援制度とあわせて、土地の売却価格に納得してもらえる根拠を示すことも、購入希望者に安心して検討してもらうためのポイントです。
土地の売却価格をどのように決めればよいのか、適正価格を判断する方法については、「不動産売却価格の決め方指南!手順や注意点もご紹介」で詳しく解説しています。
また、古家が残っている土地や空き家を所有している場合は、売却以外の選択肢も検討できます。
活用方法について知りたい方は、「空き家の活用事例をご紹介!補助金や売却が良いケースも」もあわせてご参照ください。
いすみ市の土地売却は相場と地域の魅力を整理して進めよう
いすみ市で土地を売却する際は、まず実際の取引価格や公示地価を確認し、相場感をつかむことが大切です。
大原駅周辺や海に近い岬町、自然豊かな夷隅地域など、エリアによって求められやすい土地の特徴は異なります。
駅や幹線道路へのアクセス、海辺や里山の環境、敷地の広さなど、その土地ならではの強みも整理しておきましょう。
さらに、住宅取得費補助や移住支援金、お試し居住、子育て支援などをあわせて伝えることで、購入後の暮らしをイメージしてもらいやすくなります。
不動産の売却に悩んだときは、ぜひ不動産会社にご相談ください。
いすみ市を含め、千葉エリアの不動産売却のお悩みは「イエステーション」がサポートいたします!
※2026年9月時点の情報です
いすみ店 前島 亮
売却は一生に何度もあるものではございません。
より安心していただけるよう、分かりやすい資料とわかりやすい説明を心がけております。
地元になくてはならない不動産屋としてクオリティの高いサービスをご提供してまいります。