不動産売却のコツ

老後に広すぎる家はどうする?住み続ける判断と住み替えの選択肢

こんにちは。千葉エリアの不動産会社「イエステーション」前島です。

 

「子どもが独立して、部屋を持て余すようになった」

「老後もこの広い家に住み続けて、本当に大丈夫なのだろうか」

そんな悩みをお持ちではありませんか?

 

老後の住まいとして、広すぎる家には維持費や管理の負担が大きくなりがちです。。

しかし一方で住み慣れた環境を離れることへの不安もあり、住み続けるか・手放すか決めきれない方も多いはず。

 

今回は「老後に広すぎる家をどうするべきか」について、住み続ける場合の問題点から、次の住まいの選び方、さらには住宅ローンが残っている場合の対処法まで詳しく解説します!

マンションを見る男性

 

 

老後に広すぎる家にそのまま住む場合の問題点は?

今はまだ働いていて体力もあるため、現状の広い家でも「特に困っていない」と感じている方も多いかもしれません。

 

しかし、「この家で年金生活に入ったあとの暮らしはどうなるか?」と想像すると、見え方が変わってくることも。

 

広すぎる家で老後に考えられる問題点

老後に広すぎる家にそのまま住み続ける場合、次のような問題が生じやすくなります。

 

①家の管理費・維持費の負担を重く感じやすい

固定資産税や都市計画税、光熱費、修繕費といった支出は、今と金額が大きく変わらないケースがほとんどですが、老後は現役時代と比べて収入が減り、年金が中心になります。

 

使えるお金が少なくなるため、支出額は同じでも「家にかかるお金が思った以上に重い」「この先も払い続けられるだろうか」と感じやすくなります。

 

節約できない費用のため、ほかの生活費とのバランスが取りづらくなり、家計に余裕がなくなることも考えられます。

 

②家そのものが老後の暮らしに合わず、使いづらくなる

広い家では生活動線が長くなりやすく、階段の上り下りや部屋間の移動が日常的な負担になります。

 

寝室とトイレが離れている、上下階を行き来しないと生活が完結しないといった間取りは、年齢を重ねるほど使いづらさを感じやすくなるでしょう。

 

「移動が億劫」「必要な場所までが遠い」と感じる場面が増え、住み慣れた家であるにもかかわらず、暮らしにくさを感じる場面が増える可能性があります。

 

③管理や手入れが身体的な負担になりやすい

庭木の手入れや外回りの点検、雨どいの掃除、ちょっとした設備の不具合への対応など、家が大きいほど管理の手間は増えます。

 

現役世代のうちは問題なくできていた作業も、老後は無理がきかなくなり、転倒やケガのリスクも高まるかもしれません。

 

広すぎる家に住み続けることが選択肢になるケース

次のような条件に当てはまる場合は、広い家に住み続けることも、選択肢として考えられます。

  • 将来的に子どもや家族が戻ってくる予定がある(家業を継ぐための同居、二世帯住宅化の予定など)
  • 固定資産税や修繕費、光熱費などを無理なく支払える資金的余裕がある
  • 徒歩圏内に医療機関や買い物施設がそろっており、立地面での不安が少ない
  • 家族が集まる拠点として、広さを生かした使い方ができている

 

しかし、「広すぎる家を活用できていない」「将来的にも活用予定がない」なら、住み替えを検討してみるのも一つの方法です。

 

 

老後に広すぎる家はどうする?次の住まいの選び方

住み替えといっても、その先の選択肢は一つではありません。

暮らし方や価値観、健康状態、資金状況によって、向いている住まいは異なります。

 

老後の住み替え先として代表的な選択肢を、メリット・デメリットを交えて紹介します。

 

選択肢①小さめの戸建て・平屋に住み替える

生活音や住まいの使い方を周囲に気兼ねせず、自分たちのペースで暮らしたい人には、コンパクトな戸建て、なかでも平屋への住み替えが向いています。

 

戸建ての良さは、生活時間や来客、趣味の過ごし方などを、周囲に配慮しすぎることなく決められる点です。

特に平屋であれば、階段の上り下りがなく、寝室・トイレ・浴室をワンフロアで完結させることができるため、将来的に足腰が弱くなった場合でも、移動の負担を抑えやすいです。

 

一方で、戸建ては建物や敷地の管理を自分たちで行う必要があります。

外壁や屋根の修繕、庭や外回りの手入れは、年齢を重ねるほど負担に感じやすくなるでしょう。

また、立地によっては車が生活に欠かせず、移動手段についても考えておく必要があります。

 

選択肢②マンションに住み替える

日常の管理負担を減らし、生活の利便性を高めたい人には、マンションへの住み替えが向いています。

マンションでは、共用部分の清掃や設備点検、大規模修繕などを管理組合や管理会社が担うため、物件の管理を自分で抱え込む必要がありません。

 

エレベーター付きで段差の少ない物件や、駅や商業施設、病院の近くなど、徒歩で生活が完結しやすい立地を選びやすい点も老後向きといえます。

 

ただし、高齢になるほど入居審査が厳しくなるケースがあり、保証人や収入条件によって選択肢が限られる可能性がある点にも注意が必要です。

そのほか、賃貸・分譲ともに毎月の管理費や修繕積立金といった固定費は継続的に発生します。

また、共同住宅であるため、生活音への配慮や管理規約に基づくルールがあり、戸建てに比べると住まいの使い方に制限を感じる場面もあるでしょう。

 

選択肢③高齢者向け住宅(サ高住など)へ住み替える

見守りや生活サポートを重視したい人には、高齢者向け住宅への入居という選択肢もあります。

 

高齢者向け住宅では、安否確認や生活相談などの見守りサービスが用意されており、一人暮らしや夫婦のみの世帯でも不安を感じにくい環境が整えられています。

建物はバリアフリー設計が基本で、転倒や移動のリスクを抑えやすく、将来介護が必要になった場合にも対応しやすい点が特徴です。

 

ただし、入居費用や月額費用は一般的な住宅より高くなる傾向があります。

サービス内容によって費用に差があるため、事前の比較は欠かせません。

 

また、生活ルールや提供される支援の範囲によっては、「元気なうちは自由が少ない」と感じる人もいるでしょう。

 

老後に老人ホームなどの利用も視野に入れている場合は、「老人ホームに入居するなら自宅は売却すべき?売却の流れや売却以外の選択肢も」もあわせてご参照ください。

 

居住中に家の売却を進めることも可能ですので、その際はぜひ「住みながら家を売るコツや注意点を解説!向いているケースとは」もあわせてご参照ください。

 

 

手持ち資金で住宅ローンを完済できない場合、家の売却は可能?

貯金箱と電卓

結論からお伝えすると、住宅ローンが残っていて、手持ち資金で完済できなくても、家を売却できるケースはあります。

 

家の売却価格が住宅ローンの残高を上回っていれば(アンダーローン)、売却代金でローンを完済できるため問題なく売却が可能です。

 

このケースでは、①売却代金で住宅ローンを完済 ②抵当権を抹消 ③残ったお金を住み替え資金や老後資金に充てる といった流れで、通常の売却とほぼ同じ手続きで進められます。

 

一方で、売却価格が住宅ローンの残高を下回る場合(オーバーローン)では、売却代金だけではローンを完済できないため、そのままでは売却できません。

 

この場合には次の2つの方法を検討することになるでしょう。

  • 任意売却
  • 住み替えローン

 

方法①任意売却

任意売却とは、金融機関の同意を得た上で、抵当権を外してもらい、通常の売却と同じ形で家を売る方法です。

 

任意売却には、下記のメリットがあります。

  • 競売ではなく一般の不動産市場で売却できる
  • 相場に近い価格で売れる可能性がある
  • 売却後に残るローンについても、返済方法を相談できるケースがある

 

ただし、金融機関との調整や手続きが必要なため、オーバーローンの可能性がある場合は、なるべく早めに、金融機関や任意売却の経験がある不動産会社に相談しましょう。

 

任意売却については、「抵当権付き不動産を売却する方法は?抵当権を抹消する方法もご紹介」でも解説していますので、ぜひあわせてご参照ください。

 

方法②住み替えローン

住み替えローンは、今の家のローン残債と、新しい住まいの購入資金をまとめて借りる方法です。

 

売却時に不足する金額を新居購入費用と合わせて借り入れることで、売却と住み替えを同時に進めることができます。

 

ただし、借入額が大きくなるため、年齢や収入によっては利用できないケースもある点には注意が必要です。

 

いずれの方法を選ぶにしても、住宅ローンが残っている家を売却する際は、次の2点を早めに確認することが重要です。

  • 現在の住宅ローン残高
  • 家の売却価格の目安(査定額)

 

この2つを比較することで、アンダーローンかオーバーローンかがわかり、取れる選択肢も自然と見えてきます。

 

もしオーバーローンの可能性がある場合は、不動産会社や金融機関に早めに相談することで取れる選択肢が見えてきます。

 

 

老後の広すぎる家は早めの判断が将来の安心につながる

老後に広すぎる家をそのまま使い続けるのは、維持費や管理の負担を重く感じやすくなります。

 

掃除や修繕、家のなかの移動といった日常の負担も、年齢とともに大きくなるでしょう。

 

今後も家を十分に活用する予定がない場合は、売却して住み替えることで、暮らしやすさや将来の安心につながるケースも少なくありません。

 

住宅ローンが残っている場合は、残債額と売却時の想定価格を早めに確認しておくことで、選択肢の幅が見えやすくなります。

 

老後に住むには広すぎる家をどうするか悩んだときは、ぜひ不動産会社にご相談ください。

千葉エリアの不動産売却のお悩みは、「イエステーション」がサポートいたします。

 

老後に広すぎる家はどうする?住み続ける判断と住み替えの選択肢

いすみ店 前島 亮

売却は一生に何度もあるものではございません。
より安心していただけるよう、分かりやすい資料とわかりやすい説明を心がけております。
地元になくてはならない不動産屋としてクオリティの高いサービスをご提供してまいります。

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