不動産売却のコツ

売れる土地と売れない土地の差は?売るための対策も解説!

こんにちは。千葉・北総エリアの不動産会社「イエステーション」前島です。

 

土地の売却はできるだけ高く・早く進めたいものですが、スムーズに売れる土地と売れない土地があるのも事実。

では、売れる土地と売れない土地には、どんな違いがあるのでしょうか。

 

今回のコラムでは売れる土地と売れない土地の特徴や違いを解説します。

土地がなかなか売れない理由を知って、スムーズに売るための対策を考えてみましょう。

売地

 

 

売れる土地と売れない土地の差って?売れない理由を考えよう

なかなか売れない土地には、こんな理由があることが多いです。

 

【1】立地条件が悪い

駅やバス停から遠い、スーパーや学校、病院などから離れている土地は、不便を感じることも多く、生活のしづらさから売れにくい傾向にあります。

 

また、田舎の土地の場合も、そもそも土地の需要がないということが考えられます。

 

【2】災害に弱い

日本は災害の多い国ですので、地震や水害などへの備えは特に重視されています。

地盤が弱い土地や、埋立地や盛土による造成地、川や水辺に近くハザードマップでチェックされる土地などは敬遠されやすく、売りにくい可能性があります。

 

【3】希望の建物が建てづらい

形がいびつだったり、建ぺい率・容積率(※)が低かったりして、土地の面積のわりに狭い家しか建てられない土地や、道路に面する部分が少なく再建築不可の土地などは、売りにくいでしょう。

※建ぺい率・容積率:敷地面積に対する建物の床面積や延べ床面積の割合

 

用途地域といって、エリアごとに建物の種類や大きさが制限されている地域もあります。

 

希望の建物が建てにくい、建てられないとなれば、その土地を購入したいと考える人が少なくなってしまいます。

 

【4】近隣に嫌悪施設がある

土地の近隣に墓場や火葬場、暴力団事務所、パチンコ店や風俗店などがある土地。

このような施設は「心理的瑕疵」要因となり、これらが近くにある土地は敬遠されることが多いです。

 

【5】売り出し価格が高い

土地をできるだけ高く売りたいのはもちろんですが、購入希望者はいくつもの土地を比較しながら購入先を検討しています。

そのため、周辺の土地の相場と比べて高い価格を設定している土地は売れにくくなってしまいます。

 

 

土地が売れないと悩んでいる場合、上記に当てはまるような特徴はないでしょうか?

 

反対に、上記のような特徴に当てはまらない土地は売れやすい土地といえます。

表裏一体となる部分も多いですが、すぐに売却が決まりやすい土地にはこんな特徴があります。

  • 駅やバス停のほか、スーパーや病院、学校なども近く生活がしやすい
  • 建ぺい率・容積率、用途地域の制限を受けにくいなど条件が良く、希望の家を建てやすい
  • 形の整った整形地で、土地を効率的に使える

 

 

売れない土地を売れる土地にする対策をチェック!

売れない理由を解消する対策を行なって、売れない土地を売れる土地にできるケースもあります!

売りやすくするためにはこんな対策を検討してみましょう。

 

隣地を買い取って土地の条件を改善する

土地が狭すぎる、形がいびつ、道路に接する面が少ないという土地の場合、隣地を買い取ることで土地の条件を改善し、建物を建てやすくできるケースがあります。

 

隣地の持ち主に売却する

単体では使いづらい土地も、隣地とつながることで条件が改善して使いやすくなる可能性があるため、隣地の持ち主に売却するのもひとつの方法です。

隣人としての関係性が良ければ、相談もしやすいでしょう。

 

土地の形状を活かした提案をする

いびつな形の土地や奥まった旗竿地などは、逆にその形状を活かした建物や建築プランを提示することで、むしろほかの土地にはない魅力を打ち出すことができる可能性もあります。

 

坂の上や途中にある土地は水害に強い、奥まった旗竿地は道路から離れているため静かに暮らせるといった考え方もあるでしょう。

 

売り出し価格を下げる

思い切って売り出し価格を下げるのもひとつの方法です。

 

できるだけ高く売りたい気持ちはわかりますが、なかなか売れずに時間がたってしまってから価格を下げるより、早い段階で相場よりも価格を下げる方がアピールにもなります。

 

不動産会社を変更する

不動産会社にも物件の得意不得意があるため、なかなか売れない場合は売却を依頼する不動産会社を変えてみるのも良いでしょう。

土地があるエリアの不動産会社なら、そのエリアに顧客をたくさん抱えている可能性があります。

 

複数の不動産会社に査定依頼を出し、査定価格や実績などを見ながら選んでみましょう。

 

不動産買取で売却する

不動産会社に購入希望者を探してもらう「仲介」ではなく、不動産会社に直接買い取ってもらう「買取」という方法もあります。

 

不動産買取では、売却価格が市場価格の7割前後になってしまうのがデメリット。

しかし、購入希望を探す必要がなく、不動産会社と価格の折り合いさえつけばすぐに売却できるため、スピーディーに売却を進められることが大きなメリットでしょう。

 

不動産の買取については、下記のコラムもご参考ください。

不動産を売却するとき「買取」と「仲介」はどちらがいい?

 

 

売れる土地と売れない土地の違いや特徴を知ってスムーズな売却を!

売れる土地と売れない土地の違いは、土地の利便性や災害への強さ、活用のしやすさなどがあるでしょう。

たとえば、田舎にある、駅やスーパーが遠いといった利便性の良くない土地や、災害による影響が心配な土地、土地の条件が悪く建物が建てにくい土地などは、なかなか売れない可能性があります。

 

反対に、利便性の良い土地、建ぺい率や容積率が高いなど建物を建てやすい土地は需要が高く、スムーズに売りやすい土地といえます。

 

売りにくい土地を少しでも売りやすくするためには、隣地を買い取ることで土地の条件を改善したり、思い切って価格を相場より下げたりといった方法がありますよ。

そのエリアに実績や顧客が多い不動産会社に仲介をお願いする、不動産会社に直接買い取ってもらうという選択肢もありますので、あわせて検討してみましょう。

 

千葉・北総エリアの不動産売却でお悩みの方は、お気軽にイエステーションへご相談ください!

売れる土地と売れない土地の差は?売るための対策も解説!

いすみ店 前島 亮

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