家の査定で掃除は必要?査定で見られるポイントや注意点も解説
こんにちは。千葉・北総エリアの不動産会社「イエステーション」前島です。
家を売る前に不動産会社にお願いする査定。
できるだけ高く査定してもらうためにも、査定前に家の掃除をした方が良いのでしょうか?
今回のコラムでは、家の査定において見られるポイントを解説!
査定前に掃除は必要? 家の査定ではどんなところを見られている?
そんな疑問を解消していきます。
あわせて、家の査定における注意点もお伝えしますね。
家の査定で掃除は重要ではない!ただし内覧前には実施を
家の査定でチェックされているのは、不動産そのものの価値です。
築年数や立地、劣化状況、日当たりなどで家の資産価値を判断します。
そのため、査定前にしっかり整理整頓をして掃除機をかけ、窓を拭き、キッチンをピカピカに磨き上げたところで、不動産の価値は変わりません。
ただし、普段から掃除をして家をきれいにしていることによって、家を丁寧に扱っているなという印象にはなるでしょう。
ひどい汚れや傷などは査定額が下がる原因にもなるので、清掃やメンテナンスをしながら家をきれいに保つことは大切です。
また、購入希望者が家を直接見に来る「内覧」前の掃除は重要!
室内がきれいに整理整頓、清掃されている方が、購入希望者の印象は良くなります。
特にキッチンやトイレ、お風呂などの水周りは念入りに掃除しておきましょう。
掃除を含めた内覧を成功させるコツについて、こちらのコラムでも詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
家の査定で見られるポイントをチェック!
家の査定において、掃除の有無は査定額に影響しないということをお伝えしました。
では、どのようなポイントが査定でのチェックポイントになるのでしょうか?
掃除よりも気にしておきたい「家の査定でチェックされるポイント」について、具体的に紹介します!
築年数
築年数は少しでも新しい方が高く査定されます。
一戸建ての資産価値は築10年で購入時の半分、築20年でほぼゼロに。
また、マンションは築25年前後で購入時の半分ほどになるといわれています。
立地
駅やバス停に近い、幹線道路に出やすいといったアクセスや、商業施設、スーパー、学校など、生活に必要な施設に近いなどの利便性がチェックされます。
便利で生活のしやすい立地は査定額が高くなります。
間取り
部屋数や広さのほか、家事動線や生活動線などがチェックされます。
部屋数や広さは買主の家族構成などによって需要が変わりますが、家事動線、生活動線の良さは共通して評価が高くなるでしょう。
建物、設備の状態
建物に関しては室内や外壁の傷、破損、劣化状況などがチェックされます。
設備は、キッチン、トイレ、お風呂などの水回り設備の状態、エアコンや給湯器などの住宅設備の状態やメンテナンス履歴などもチェックされるポイントです。
マンションの管理状況
マンションの場合は建物全体の管理状況も査定のポイント。
玄関やエレベーター、ゴミ置き場などの共有スペースの手入れや、メンテナンス、修繕などの状況がチェックされます。
家の査定における注意点
家の査定には、家の住所や間取り、築年数などの物件情報を元に査定をする「簡易査定」と、担当者が家を直接チェックする「訪問査定」の2種類があります。
先ほど紹介したような、物件ごとの個別の状況を確認しながら査定を行うのは訪問査定です。
簡易査定は訪問査定よりも大まかな査定結果となりますが、先に簡易査定を受けておおよその金額を把握してから、訪問査定を依頼するようにしましょう。
インターネットの不動産査定サイトなどを利用すれば、同時に複数の不動産会社に簡易査定を依頼できます。
簡易査定の結果を比較したうえで、訪問査定を依頼する不動産会社を決定すると良いでしょう。
また、室内の傷や劣化、設備の破損などを修繕した方が、売却額がアップすることもあります。
しかし、購入後にリフォームするなどのケースもあるため、売却前の修繕は不動産会社に相談したうえで進めることをおすすめします。
家の売却時のリフォームについては、下記のコラムで詳しくご紹介しておりますので、あわせて確認してみてくださいね。
家を売却する前にリフォームは必要?メリット・デメリットも確認
家の査定で重要なポイントをチェック! 掃除は影響なし
家の査定では不動産そのものの価値をチェックされるので、掃除をしたからといって査定額が上がるわけではありません。
査定では、不動産の築年数や立地、間取り、建物や設備の状況などが重要になります。
ただし、内覧では室内のきれいさも購入希望者へ与える印象を大きく左右するので、内覧前にはしっかり清掃しておきましょう。
水回りなどはハウスクリーニングを利用するのも良いですね。
査定には、物件情報のみで判断する「簡易査定」と、実際に物件をチェックして行う「訪問査定」の2種類があります。
まずは簡易査定でだいたいの査定額を把握したうえで、訪問査定を依頼しましょう。
室内や設備の破損や劣化を修繕すれば売却額が上がる可能性もありますが、不動産会社に相談したうえで判断するのがおすすめです。
不動産の売却を考え始めたら、まずは不動産会社へご相談を!
千葉・北総エリアの不動産売却でお悩みの方は、お気軽にイエステーションへご相談ください!
多古町店 前島 亮
売却は一生に何度もあるものではございません。
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